この土地に家＋カフェを建てることになってからのこと、時々思い出します。本当にたくさんの出来事があり、写真だけでは語り尽くせないほどの思いや、胸にこみあげてくるものもあります。地鎮祭や地盤調査を経て、真夏のフレーミング工事から石膏ボードまで。カフェの完成はまだ先ですが、これまでのカフェづくりの要所を写真でまとめてみました。

家づくりに参加させていただいていたときから、ながいき工房さんに「常に現場をきれいに掃除しておくこと」の大切さを何度となく言われていました。なのにこのところずっと現場の掃除を怠っていて、道具やゴミが乱雑に散らばり、木屑や石膏の破片がそこら中に散らかっている状態になっていました。今日は半日かけて現場の掃除・整頓です。

人生でいったい何度、フローリング張りの作業をするチャンスがあるでしょうか。自分が普段何気なく歩いている床材がどうやって固定されているのか、これまで考えたことすらありませんでした。どんな道具を使うのか、床材同士はどうやってつながっているのか、どういう手順で作業を進めるのか。またまた人生初の経験をさせていただいています。

ここのところずっと、ホタルカフェでお客様に提供するメニューについてみんなで考えています。石膏ボードを貼るのも初めてなら、カフェのメニューづくりも初めての経験。みんなどうやってメニューを考えているんだろう。作りやすさや原価、食材や味のバランス、などなど考え始めるとどんどん深みにはまっていきそうです。

少し遅くなってしまいましたが屋根裏の漆喰を塗り始めました。家の壁に使用した黄色の色粉だけでなく赤の色粉も混ぜて、濃いめの色に挑戦です。赤の色粉はかなり強い色だったようで、考えていた以上に濃い色になりました。ただ、実際に壁に塗ってみて、乾いてからでないと仕上がりの色味はわかりません。いい感じだといいんだけど、、、。

ホタルカフェの内装工事はぼくを含めて3人（男1＋女2）でおこなっています。インパクトドライバーを片手に石膏ボードをバリバリバリッと貼っていく女性は、たぶんそんなにたくさんいないのではないかと思いますが、ここに2人もいます。しかも日本サイズの小さな石膏ボードではなく、4フィート×8フィートのばかでかいやつ。

今日はカフェのエントランス側の壁に石膏ボードを貼りました。換気扇のダクト用に穴を空けたり、エントランスドアの緩やかなカーブに合わせてカットしたりと、かなり苦労しましたがどうにかきれいに貼ることができたと思います。最近は作業を終えるといつも真っ暗。工事用のライトをつけて作業していると、いつの間にか夜になっています。

屋根裏のドライウォール・セカンドコートが終わったところで、いよいよカフェの厨房に石膏ボードを貼り始めました。ぼくひとりではかなり手こずった石膏ボード貼りの作業ですが、みんなでやると随分手際良くできることがわかりました。壁に入れたピンクのグラスウール（断熱材）が少しずつ見えなくなっていくのがとても楽しみです。