昨年は外から見ていた地元のお祭り。今年は衣装も買いそろえて、お店も臨時休業にして、準備万端で（体力は準備不足、、、）参加させていただきました。朝の8時に神社に集合して、終わったのが夜の9時半ごろ。これでも例年よりも早く終わったようなのですが、日頃の運動不足が祟って、当日は足を引きずりながら帰宅し、翌日には全身筋肉痛でした。

地元の神社に御神輿が集まったところ。みんなずぶ濡れです。

御神輿の重みも、高揚感も、疲れも、痛みも、実際に参加してみなければわからなかったこと。地元の方々のお祭りに対する思いをたくさん聞けたし、いろいろな決まり事や段取りも、いろいろな人がその都度丁寧に教えてくれました。

神社そのもののことも、氏子としての地元の方々と神社との関わりも、全くわかっていない新参者ですが、今回のお祭りに参加させていただいたことは本当に貴重な経験です。

先祖代々、氏子としてこの神社を大切に守ってきた地元の方々の土地の中に、新しく住まわせていただいているのだから、わきまえなければならないことや、軽々しく口出しすべきではないことがたくさんあるのは当然のこと。何代にもわたって受け継がれてきた伝統や知恵、この土地に対する思い、そして言葉にはできない感覚的なものが、きっと地元の方々の中にはたくさんあって、それはたった1年半住んでいるだけのぼくたちが、わかろうと思ってわかることではないのだと思います。

この土地の人々とぼくたちとの間に横たわる、ちょっとやそっとじゃ絶対に越えられないボーダーラインのようなものがあって、ぼくはそれを越えたいと願うよりも、外から入ってきたぼくたちが気持ち良くホタルカフェを営業させていただいていること、そしてお祭りへの参加を歓迎していただけることに、とにかく感謝することが大事なのだと思っています。