ホタルシーズンはまだまだ続きます
毎年5月中旬頃から始まるホタルの季節。お祭りも終わり、人の往来もグッと少なくなったホタルカフェ周辺ですが、まだまだホタルシーズンは終わっていません。少し前までうちの前を飛んでいた源氏ぼたるの姿は、最近ではほとんどみかけなくなりましたが、裏の田んぼでは平家ぼたるのイルミネーションが最高に美しい時期を迎えています。
そして、少し奥へと足を運べば、他の場所よりも遅れて成虫になった源氏ぼたるが、真っ暗な森の中を縦横無尽に飛び交うスポットが。
三方を森にぐるりと囲まれた暗闇の中で、ふと視線を頭上に向けると、そこには夏の夜空に散りばめられた無数の星たち。そして、その合間を流星の如く横切る黄緑色の光。いま目の前にある漆黒の森と、遙か遠い宇宙空間を、ホタルたちが時空を超えて行き来しているかのようにも、星空が森の中にまで降りてきてしまったかのようにも見えます。
濃紺の夜空に浮かぶ杉の木のシルエットと、数種入り交じったカエルたちの声と、森のにおいと少し湿った夏の空気。舞台が整い、名脇役たちに引き立てられて繰り広げられる、ホタルと星の光の競演を、毎晩のように鑑賞できるなんて本当に贅沢なこと。
ホタルが飛ぶ光景を観てただ感動する。感動するのに理由はいらないし、何かのために感動するわけでもない。きっと大切なことってどれも、それくらいシンプルなものなんじゃないかって、よくわらかないけどそんな風にも思います。
いいなあ日本のホタル。子供の頃はいつもホタルを捕りにいって虫かごに入れて遊んでたけど、短命なんだよね。。かわいそうなことしてたなと思うけど、その頃はあたりまえの子供の遊びだったな。
日本人がNZに土ホタルを見に来るように、外国人が日本のホタルを見るツアーとかあっても不思議ないかも。。。
日本中にホタルがたくさん増えるといいね。
ホタルの里の辺りは、無農薬で野菜や米を作ってる人が多いということですか?ホタルもトンボも蝶もバッタもみな農薬で日本から激減したんだもんね。。。
ホタルの時期に行って、是非ホタルを見たいです。楽しみ!
昔はホタルをたくさん捕まえて虫かごに入れておくと、本を読めるくらい明るかった、っていう話を聞きました。きっととても優しい光だったんだろうなあ。
ニュージーランドのツチボタルもとてもきれいですよね。ツチボタルはまさに「満天の星空」という感じです。
このあたりはあまり専業農家が多くないこともあってか、化学的な薬品の使用は最小限に抑えているようです。モンシロチョウやアゲハやイトトンボ。ギンヤンマやオニヤンマ。大きなバッタもたくさんいます。
ホタルシーズンに是非一度遊びにきてくださいね。