一目で気に入ってしまった、株立ちの美しいヤマボウシ。樹形の整ったとてもハンサムなハナミズキ。植木屋さんのお勧めで急遽メンバーに加わったエゴノキ。その他たくさんの苗木たちが、ホタルカフェにやってきました。どんな樹を植えるかいろいろと迷ったけど、形の良いものもそれほどでもないものも、生きているものはどれもやっぱり美しいですね。

ユンボーで穴を掘り、クレーンで吊って、シンボルツリーが完成！

当初は大きな樹だけ植木屋さんに植えていただいて、あとの苗木は自分たちで何とか掘ろうと思っていたのですが、結局ほとんどの穴をユンボーで掘っていただきました。まずは一番大きなヤマボウシから。トラックの荷台からはみ出すほど大きなヤマボウシが宙につり上げられ、アプローチ脇の穴に入れられます。バーク堆肥と水をたっぷりと与えられ、ホタルカフェのシンボルツリーが無事に植えられました。

デッキ脇にハナミズキを植えています

次はカフェ裏のハナミズキとエゴノキ。田んぼや雑木林の風景を活かせるよう、デッキの左前方に4mほどのハナミズキを、デッキのフェンス裏にまだ花をたくさんつけているエゴノキを植えていただきました。早くデッキとフェンスを完成させたくなります。土留め沿いにはあじさいを植えるのもいいかも。

アプローチの道路寄りにはジューンベリーの苗木、アプローチの右側には常緑の果樹、フェイジョアの苗木、駐車場と居住部分を隔てるフェンス沿いには、オリーブの苗木が3本、2ｍほどのシマトネリコが2本、おまけでいただいた3mほどのヤマボウシが1本。その他に小さなグレープフルーツの苗木と、今は枝が切られて寒々しい姿の利休梅を植えて今日のところはひとまず終了です。

雑草と石ころだけの殺風景な前庭が、たくさんの木々によって生命を吹き込まれ、ホタルカフェの建物がより素敵なものになりました。雨の日も風の日も、焦らず、ゆっくりと育っていくこの新しい仲間たちとともに、ぼくたちもホタルカフェもゆっくりと成長していきたい。良いときも悪いときも、楽しいときも悲しいときも、かけひきもなく、計算もなく、誠実に、正直に進んでいきたい。

最後に、他の仕事を後回しにして、木々と堆肥を運んできて植えてくださった植木屋さんに本当に感謝しています。何もわからないぼくたちに、親身になってアドバイスしていただき、良心的な価格でとても素晴らしい木々を選んできてくれました。たまたま東金の花木センターで相談に乗っていただいた植木屋さんで、他の業者の方々と比較したわけでもないのですが、これも何かの縁だと思っています。そして彼らにお願いして本当に良かったと、心から感じています。

シンボルツリーがあるだけで、アプローチがグッと引き締まります。

エゴノキの花。たくさんの小さな薄ピンク色の花が下を向いて咲いています。

手前にヤマボウシの花、建物の向こうにはお隣さんのメタセコイア。