昨日、一昨日と朝7時半頃からうちの前にトラックがやってきて、ホタルの里にある休憩所の工事がおこなわれていました。この休憩所は毎年5月末から6月初旬に開催される「源氏ぼたる鑑賞の夕べ」の際に一般開放されているようです。ぼくたちはまだ中に入ったことがないのですが、休憩所の奥にはホタル鑑賞用の遊歩道があります。

源氏ボタルの里の休憩所。橋の部分が補強されたようです。

普段は本当に静かなホタルカフェ周辺も、源氏ボタルの季節にはかなりの人が訪れるようです。昨年源氏ボタルを観にきたときには、すでに「源氏ぼたる鑑賞の夕べ」が終了していたのですが、それでもかなりの人がいたのを覚えています。

2カ月後、この国の一大事に関係なく、源氏ボタルはきっとぼくたちの前に姿を現してくれるのだと思います。そのときばかりは、不安やおそれを忘れて、黄緑色の光の軌跡に感嘆の声をあげ、ただただその美しさに見とれてほしい。

そして、源氏ボタルが自生している自然の奇跡を目の当たりにして、もう二度と取り返しのつかない過ちを犯してはいけないと、少しでも多くの人に感じてほしい。

暗闇を舞う源氏ボタルの美しい光が、訪れる人みんなの希望の光になりますように。