保健所へ相談に行ってきました

ホタルカフェを始めるためには、飲食店の営業許可が必要になります。内装工事も厨房設備の搬入もまだ先なので、現時点で実際の許可申請をすることはできません。いざ申請する段階になってあたふたすることなく万全の準備をするために、建物の図面と厨房の詳細図を持って勝浦にある保健所(夷隅健康福祉センター)へ事前の相談に行ってきました。

勝浦市街地にある夷隅健康福祉センターまで車で約30分。御宿から勝浦に至る道は、陽光にキラキラと輝く太平洋を左手に見ながらの快適なドライブです。田んぼと林に囲まれたホタルカフェが、房総の海からそう遠くはないことをあらためて感じました。

夷隅健康福祉センターでぼくたちの対応をしてくださった担当の方は、とても優しく親切に相談に乗ってくださいました。このプロジェクトが始動したときから、関わる方々は皆とても温かく接してくれて、いつも幸せな気持ちにさせられます。図面を見ながら、厨房設備から客席に至るまで、気をつけるべきことや、満たしていなければならない条件などについて丁寧に説明を受け、申請書類一式をいただいてきました。

お客様に対して万全の体制で飲食を提供できるように、衛生と安全には十分に注意をしなければなりません。ホタルカフェをやる上で、嘘偽りのない誠実さはとても大切なこと。とても大袈裟なことのように聞こえますが、要は「誰も見てないからごまかしちゃえ」なんていうのはやめましょう、ということです。保健所のチェックをパスするためではなく、客席から見えないところでも、保健所のチェックが及ばないところでも、何のために清潔さを保つのか、何のために安全性を十分に確保するのか、ちょっと考えてみれば自ずとわかることだと思います。

とは言え、もちろん保健所に営業許可をいただくための条件は満たす必要があるので、今日相談に行ったことはホタルカフェオープンへ向けての、小さな小さな、でも確実な一歩だったことは間違いありません。

厨房の天井

都内での用事で不在の間に、ながいき工房さんたちが厨房の天井に石膏ボードを貼ってくれました。
保健所の方の話によると、石膏ボードも耐火に一役買っているようです。

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