久々に現場へ行ってきました
ここのところ仕事の都合や雨のせいもあって、1週間以上現場に足を運んでいなかったので、久しぶりの参加です。ちょっと見ない間に2階の床が貼られ、壁が立ち上がり、三角屋根のてっぺんに大きな梁が取り付けられていました。カフェの壁の一部にも合板が貼られ、あとは屋根がつけばいよいよ全体像が見えてきます。
今日はちょっと遅れて10時過ぎに現場に到着したのですが、最初のお手伝いは吹き抜けのリビングに飾りの梁を入れる作業でした。めちゃくちゃ重たい梁をどうやってこんな場所に取り付けるんだろう、と不思議になりますが、なんとか人力でできてしまうんですね。ぼくはあくまでもお二人のサポートなので、本当にきつい部分はほとんど何もしていないようなものですが、すぐ側で見ているだけでもドキドキします。
その後はコンクリートの基礎と壁の間の30cmくらいの隙間に合板を打ち付けたり、カフェの上にひっそりと横たわる屋根裏部屋(天井は低いけどぼくのオフィス)の床を支える根太を取り付けるための準備をしました。
先日カフェ部分に上げた2本の梁に屋根裏部屋の床の根太を渡すのですが、今日ぼくがやらせていただいたのは、梁に根太を支えるための金具の「受け」のようなものを取り付ける作業です。2つの脚立の上に渡した板の上で、決められた場所に正確に取り付けなければならないのですが、微妙にグラつく足場にヒヤヒヤしながらの慣れない作業に、やたらと時間ばかりかかって何とか16時に終了。
現場に足を運んで、家がどうやって建てられていくのかを見たり、出来上がっていく空間の中でイメージを膨らませたりするのは本当に楽しいけど、頭にタオルを巻いて、軍手をして、腰袋を巻いて金づち片手に作業をするのはもっと楽しいです。小鳥と蝉の鳴き声、熱い太陽と爽やかな風、心から信頼できる現場のお二人。そんな場所で大汗をかきながら目の前の釘一本に集中しているうちに、少しずつ自分たちが住む家ができていくなんて、なんて素晴らしい経験をさせてもらっているんだろう、ってつくづく感じました。