土砂降りの中の地盤調査
基礎工事を始める前の地盤調査に立ち会ってきました。先日の地鎮祭は晴天に恵まれましたが、この日は豪雨。でもこの場所は雨でもとてもいい感じなのです。裏の田んぼとそれを取り囲む木々を叩く激しい雨音が冷たい空気を満たし、足下の草むらではまだ小さなカエルが跳ね回る。都会の雨も嫌いじゃないけど、ぼくは田舎の雨が好きかな。
そんな土砂降りの中、地盤調査をしてくれた方々は黙々と作業を進めていました。今回おこなわれた地盤調査は「スウェーデン式サウンディング試験」という手法です。実際に建物を建てる場所の四隅と中央の合計5箇所で、何やら細長い棒を地中に差し込んで、その地点の地盤の強度や土質を調べるようです。
結局5箇所のうちの2箇所を、それぞれ1mずつ位置をずらして調査しなおしたので、合計で7箇所を調べていました。結果はその場で出るわけではなく、後日レポートが送られてくることになっています。そのレポートの結果次第では、基礎工事に入る前に地盤改良をすることになります。元々地盤の強度が土地全体にわたって均質でないことは把握していたので、地盤改良することになっても驚きはしないのですが、その分コストがかかります。今はとりあえず結果を待つしかないですね。
まだ工事が始まる前だけど、もうすでにたくさんの人がぼくたちの家+カフェづくりに関わってくれています。土地を探す段階からお世話になっている方々、地元住民のみなさま、地鎮祭でお祓いをしてくれた神官さん、そしてこの日の地盤調査をしてくれたお二人。そこで生活し仕事をしていくのはぼくたちでも、各工程でこの家+カフェづくりに関わってくださる方々のご協力があって、はじめて実現することです。本当にありがとうございます!そして今後ともよろしくお願いいたします。