外壁の漆喰塗り終了です

12月3、4日の2日間に渡り、夏のような日射しの中、残っていたカフェと居住部分の南側の壁の漆喰塗りをしてきました。深く澄んだ青空の下で冬とは思えない軽装での作業です。漆喰の粉に水を足して手早くかき混ぜ、攪拌機で滑らかにし、黄色い色粉を足して更に混ぜる。もう何度となく繰り返してきた漆喰づくりもこれでしばらくお休みです。

最後の外壁漆喰塗り

最後の外壁漆喰塗り。見てくださいこの青空!

延べ14日間に渡る外壁、室内の漆喰塗り。カフェの内装はまだまだこれからですが、本当に塗り終えたんだ、と思うととても感慨深いです。汚れたり、ヒビが入ったり、これから時間とともに漆喰壁の表情は変わっていくのだと思います。どんな風に変化していくのか、少し不安もありますが、きっと良い感じになっていくはず。

クルミの床材、洗面シンク

左)青い空に漆喰の白が映えます。中)床材はクルミに決定!右)洗面ボウルは実験用シンクにしてみました。

「いよいよだねー!楽しみだなあ。」とか「いつ引っ越してくるの?お店はいつからやるの?」などなど声をかけてくれる散歩中の近所の方々。みんな一様にやさしく接してくれることをとてもうれしく思います。これから10年先も20年先も今の良い関係が続いていたらいいなあ、なんて都合の良いことを考えるのではなく、毎日感謝の気持ちを忘れずに、やさしさを忘れずに、そうやって一日一日を過ごしていければいい。そうしたらいつの間にか10年も20年も経っていて、そして10年後も20年後もきっと感謝の気持ちを持ったままでいられるはずです。

小さなコミュニティーの中で暮らしている人たちそれぞれの間には、きっといろいろと複雑な関係があったり、いざこざがあったり、ちょっとした利害関係みたいなものもあるのだと思います。ぼくたちはまだこの土地の人間関係やそこに住んでいる人にしかわからない事情を知りません。他人にはわからない苦悩があったり、不安があったり、それでちょっと愚痴ってみたり。そんなのはあって当たり前。けれど皆それぞれにやさしい顔があり、チャーミングな一面も持っています。だからホタルカフェが彼らにとって、ホッと一息つけるような、日頃のしがらみや悩みをしばし忘れて穏やかな目でいられるような場所であってほしい。

地元の方々に限らずお客様とのお付き合いを通じて、ぼくたち自身もきっとストレスを感じてしまうこともあるかもしれない。でも人との関係をネガティブにとらえずに、お客様に気持ちを込めて接し、心地良く過ごしてもらうことを一番に考えていけば、そこからきっとたくさんのことを学び、自分自身の人生を豊かなものにしていけるのではないかと思っています。

年末年始のどこかで、いよいよ引っ越しです!引っ越しが済んで落ち着き次第カフェづくりに取りかかります。その前にまずは暖房を何とかしないと、、、。

外壁の漆喰塗り完成

外壁の漆喰塗り完成!

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