2年が経ちました
今ぼくたちが生活をし、ホタルカフェを営んでいるいすみ市山田。この土地を初めて訪れてから2年の歳月が流れました。これまで本当にいろいろなことがあったけど、ぼくたち自身それぞれのペースで、少しずつかもしれないけど、着実に前に進んでいます。ホタルカフェが形になって、ぼくたち自身が停滞してしまわないように、これからも前に進み続けたい。
2年前はできなかったこと、考えてもいなかったことが、今はできるようになっています。内装工事も何とかやり遂げたし、タルトやキッシュの完成度も以前とは比べものにならないくらい。ようやくお客様に提供できるレベルになって、お店も完成して、少しだけ気持ちに余裕がでてきた今だからこそ、ここでそのまま立ち止まることなく、少しずつでもいいから、ホタルカフェをより良くするために、そして自分たち自身のためにも、できることをコツコツやろうと思います。
ぼくたちが目指すところは、タルトやキッシュの腕を極めることでも、最高のバリスタになることでも、インテリアにこだわった空間作りでもない。かといって手を抜いて適当にやるわけではないから、結局のところタルトもキッシュもコーヒーもインテリアも、ホタルカフェを形作るいろいろなものも、真剣に取り組むわけだけれど。
初めて取り組むことも、難しそうなことも、一見面倒くさそうなことも、ホタルカフェを「何だか幸せな場所」にするためならば、そしてそういう場所であり続けるためならば、楽しみながら乗り越えていける。ホタルカフェはとりあえずオープンしたけれど、きっと「完成」はあり得ないはずです。
だから、チャレンジし続けようと思います。悩むこともあるし、思うように物事が進まないこともある。ついつい物事を斜めに見てしまったり、ネガティブなことを考えたり口走ったり。そんなときはホタルカフェに来てくださるお客様の顔を思い出してみる。窓際の席にちょこんと座って、たっぷりのカフェラテをすするおばあちゃんたちの姿を。ショーケースの中のタルトやキッシュを選ぶ真剣な女性の眼差しを。「ごちそうさま!おいしかったです!」と叫びながらカウンターの前を通る子供たちの純粋無垢な声を。
おごらず、謙虚に、感謝の気持ちを忘れずに、明日からの3日間もたくさんの方々にお会いできるのを楽しみにしています。
2年、おめでとうございます。
私は、ちょうど去年の今頃にはじめていすみ市を
訪れたので、1年先輩ですね。
東京とは違うゆるやかな流れに、
時々あせったり、戸惑ったりしますが、
”自分らしく”進んでいくのが一番だと、私も思います。
お互い、まだまだこれからですね。
ちえぽんさん、ありがとうございます。
そうですね、都会とは違う環境で生活するといっても、過ごしかたは人それぞれでいいのでしょうね。
人との関わり方、地域との関わり方、時間の過ごし方。何を食べて、何を着て、どんなところに住んで、どんな考え方を持って過ごしていくかも、みんな違っていて当たり前だと思います。
こういう自然の中にあるカフェだから、こうでなきゃいけないとか、そういうのもあまり考えていないし、もっと言えば飲食店なんだからこうでなきゃいけない、っていうのも実はあまり考えていません。
ホタルカフェはホタルカフェらしく、いつでもそういうスタンスをとり続けていく強さと、ときには柔軟性も持ち合わせて、これからもがんばりたいと思います。
「何だか幸せな場所」にするために。
よりよくするために。
これまでの二年間の歩み。
そしてこれからの「ホタルカフェ」をとっても楽しみに応援しています。
HOWBIさん、コメントありがとうございます。
先日亡くなったAppleのスティーブ・ジョブスが、
スタンフォード大学の卒業式スピーチの中で言っていました。
今やっていることが将来どのようにつながっていくのかはわからないけど、
振り返ってみれば過去の全ては今につながっている。
だから今は必ず未来の自分につながっていると信じること。
未来のホタルカフェがどうなるのか、ぼくにはわかりません。
でも今の気持ちを大切に、感謝の気持ちを忘れずに、
そうやって今日も明日も続けていくことが、
何かにつながっていくんですね。
HOWBIさんの今は、きっと素敵な雑貨カフェのオープンにつながっているんですね。
たまにお邪魔しているヒゲメガネと妊婦の夫婦です。
2年おめでとうございます。
僕らもはじめていすみに来たのは2年前で
ライステラスカフェとタルマーリーを訪ねました。
そんな僕らも今ではいすみ住人(3か月目)です。
これからのホタルカフェも楽しみにしています。
ホタルカフェが縁でいすみを訪れた方が
移住してきたらもっと素敵ですね!
また伺いますね!!
D-KNOTS Arakawaさん、いつもありがとうございます。
オープン当初からずっと来ていただけていること、
本当にありがたいことだなあ、と感じています。
そうですね、もしもホタルカフェを訪れたことをきっかけに
いすみ市に引っ越してくるような方がいたら、本当にうれしいです。
これから生まれてくるお子様が大きくなるまで、
ホタルカフェも細く長く続いていたらいいなあ。
オープンした頃にはまだお母さんのお腹の中にいたんだよ!
なんてお話しできたら最高です。
今、奥様が口にするものは全て、
お腹の中の赤ちゃんにも行き渡るものなんですよね。
これからも丁寧に、丁寧に、気持ちを込めて、
ちょっと(かなり?)甘めのミルクティーを入れたいと思います。