暴風雨の土曜日、ホタルカフェはオープン以来一番の静かな一日でした。続く日曜日、そして今日もお客様の数は少なかったのですが、お土産に買ってくださるお客様が多かったこともあり、タルトはほぼ完売。新たな出会いに感謝し、いつも来てくださるお客様にあらためて感謝し、久しぶりに売れ残ったキッシュを閉店後に食べる幸せにもちょっと感謝です。

アプローチの枕木の穴にカエル。これから冬眠でしょうか。

オープンする前は「きっとお客様がひとりも来ない日もあるだろう」とさえ思っていたことを考えれば、数は少なくても嵐の中わざわざお店に足を運んでくださる方がいるだけでとてもありがたいことです。

お客様の数が少ないときだからこそ、スタッフがお客様とゆっくり話すことができたり、誰もいない店内を眺めながら、内装のことをあれこれ考えることができたり。

オープン当初から、営業日は毎日ショーケースに並び続けて、なかなかの好評をいただいていた「なすとオリーブと自家製アンチョビ」のキッシュが今日でとりあえず終了です。今年の春に仕込んだアンチョビもほとんど底をつき、ナスも旬を過ぎました。また来年、なすが美味しい季節がやってくるまで、しばしのお休みです。カタクチイワシの季節になったら、氷水に手をつけるのが辛いけど、アンチョビ作りにも再度チャレンジしよう。

焼きたてのキッシュ。ナスに代わって来週から登場するかもしれない新作キッシュも。