エスプレッソ
プレオープンの1カ月ほど前、都内に住むバリスタの友人に、エスプレッソに関わるいろいろなことを教えてもらう機会がありました。以前働いていたお店で、彼がエスプレッソやカプチーノをいれる場面を目にする機会があり、そのしなやかな動きと気持ちの込め方を間近で見て、同じお店で働く者として、とてもうれしい気持ちになったのを今でも覚えています。
今、ぼく自身がエスプレッソを抽出する側になり、一連の動作を体が少しずつ覚えて、自然と体が動いているようにも感じるけど、実はそれぞれの動きを繰り出す中で、彼が教えてくれたこと、エスプレッソをいれている姿や表情が、必ず一瞬頭をよぎっていて、何一つおろそかにしないように、エスプレッソが美味しくなるように、ぼくの心と体をしっかり制御してくれています。
エスプレッソのオーダーが入ると、実際とても緊張するのだけど、神経がいつもより少しだけ研ぎ澄まされて、神聖な気持ちにもなる。バリスタの友人に感謝して、その気持ちをわずか25mlほどの液体に注ぎ込んで、もしも飲んだお客様の気持ちがほんの僅かでも幸せになったら、ホタルカフェでエスプレッソを始めて本当に良かったと思います。
甘い焼き菓子やキッシュ、ホエードリンクを楽しんだ後に、砂糖をたっぷり入れたエスプレッソをキュッと一杯。きっとクセになる人も多いはず。
自然に囲まれて素敵ですね。
空の青さや花の色、赤い実、田んぼの緑と茶色。
あ~生きててよかったなぁなんて
命のありがたみを感じます。
甘い焼き菓子にエスプレッソ・・・きっとほっこり
幸せな時間になります。
私もそんな時間、空間を早く作りたいな。
いろんな縁を大切に日々過ごしたいです\(^o^)/
近くに田んぼがあると、季節の移り変わりをこんなにも実感できるんですね。ここに住むようになって初めて知りました。
しかもただ自然に風景が変わっていくのではなくて、気候や作物の生長に合わせた人間の営みも関わっています。
植物や動物と同じように人間だって自然の一部で、お互いに密接に関わりながら時を過ごしているんですね。季節の移ろいを感じるということは、自分たちもまた自然の中の小さな一部分だっていうことをあらためて思い知るということなのかもしれませんね。