笑顔の交差点
先日からせっせと掘っていた穴に枕木が入りました。ところどころ穴が空いていたり、線路のレールがついていた部分が変色していたり、一本一本違った表情を持ったユーカリの枕木です。朝から夕方までながいき工房さんのご指導のもと、門柱に3本、駐車場フェンスの支柱に5本の、計8本の枕木を立て、その後カフェのエントランスデッキを作りました。
朝一番の作業は、道路から敷地に少し入ったところに、3本の枕木を使った門柱を立てること。重量70~80kgもあるユーカリの枕木を一本ずつ慎重に運んで穴に差し込み、水平器をあてながら真っ直ぐに立て、穴と枕木の隙間に少しずつ土を入れては棒で突いて土を固め、これを完全に穴が埋まるまで繰り返します。この門柱にはインターホンと門灯などが取り付けられることになります。
同じ要領で駐車場フェンスの支柱も穴に差し込み、途中から作業を手伝ってくれた都内からの友人夫婦の助けもあって、全ての枕木がしっかりと地面に固定されました。
お昼からはホタルカフェのエントランスデッキ作り。ながいき工房さんに指示していただきながら、夕方にはデッキが完成しました。去年の夏に初めて家づくりに参加したときよりも、少しは足手まといにならなくなってきたみたい。デッキが付くとグッとカフェの入り口らしくなってきました。
昨日は休日ということもあってか、作業中に我が家の前をいろいろな人が通りました。犬の散歩をする近所の方々や軽トラで農作業に行く人。普段このあたりでは見かけない人も散歩していました。引っ越してきた当初は挨拶を交わすくらいだったのですが、今ではほとんどの人が立ち止まって声をかけてくれます。カフェ工事の進み具合のことや、連れている犬のことを話したり、植木のことを教えてくれたり。
誰かと話していると、そのうちにまた別の方がやってきて話に加わったり、ぼくたちが作業に戻ってもご近所さん同士だけでも話が続いて、そこにまた他の方がやってくる。みんな笑顔で、温かくて、なかなかオープンしないカフェを見守ってくれています。
ホタルカフェの営業が始まってからも、ここが地元の方々にとっての、そして訪れてくれる全ての方々にとっての、笑顔の交差点のようなところになったら、、、とても素敵なことになりそうですね。
ずいぶん出来上がってきたね!遊びに行くのが楽しみです。
オープンがのびのびになり、ホタルの季節もやり過ごすことになりました。人通りの様子を見つつ、落ち着いたころにひっそりとオープン、ということになりそうです。