ここに住むようになってから、誰かから何かをいただくことが本当に多い。お米、白菜、椎茸、長ネギ、、、そして先日は地元の漁師さんからカタクチイワシを大量にいただきました。その日の朝に地元の海で捕れたばかりの新鮮なイワシです。その日のうちに夜遅くまでかけて下処理して、毎日美味しくいただいています。

大量のカタクチイワシを下処理。キラキラ具合にあらためて感動。

いただいたカタクチイワシはオイルサーディンや梅煮、つみれ、トマトベースのラグーソースになりました。冷蔵庫の中では初めてのアンチョビ作りも進行中です。結構な数のイワシの下処理をしたのですが、カタクチイワシは見れば見るほど美しい。これまでちゃんと見たことがなかったのですが、少しグリーンがかったブルーのグラデーションとシルバーのきらめきは素晴らしいの一言。小さなカタクチイワシの頭や内臓を、冷たい氷水の中で取り除く作業は手間と言えば手間ですが、今朝まで海を泳いでいたひとつひとつの命をいただくと思えば、それくらいの手間はかけて当たり前だと思います。

お世話になっている方々にクッキーを食べていただいています。

普段はスーパーで買っているような食材を、実際に顔を合わせたことのある地元の方々から直接いただく。それこそ究極の「生産者の顔が見える食材」ですね。本当に、本当に贅沢なことだと思います。そのお礼と言うわけではありませんが、日頃の感謝の気持ちを込めて、お菓子の試作品を近所の方々にも食べていただいています。何だか物々交換みたいになってきました。

昨日は材木屋さんから、これまた大量のウエスタンレッドシダーの端材をいただきました。幅も長さも厚さもバラバラですが、カフェの内装に使えばそのバラバラ加減が良い味になるような気がします。ありがたく使わせていただきます。

少しの間止まっていたカフェの内装工事ですが、一部を除いてようやく石膏ボード張りが終わりました。明日からはドライウォールのファーストコートに入ります。