春らしくなってきました

無垢のパイン材を床に張り終え、屋根裏がだいぶ部屋らしくなりました。最後の数枚はかなり苦労しましたが、ながいき工房さんに助けていただいて何とか終了です。漆喰に赤の色粉を混ぜたことで、なんだかラブリーなピンクの部屋に、、、。無塗装状態のパインだと余計に可愛らしくなってしまうので、濃いめの色でペイントすることにします。

ラブリーな屋根裏

ラブリーな屋根裏。床は濃い色で塗ります。

ぼくたちが住む、ここいすみ市もだんだん春らしくなってきています。となりの梅林では白梅、紅梅ともに咲き乱れ、道端の河津桜や菜の花も色鮮やか。裏の田んぼには早くも水が張られました。ユーカリの枕木でできた土留めでは様々な種類の小鳥たちが羽を休め、時折大きな青鷺が田んぼの上を優雅に低空飛行しています。花粉は例年よりつらいけど、木も草花も鳥も「みんなそれぞれ今を一生懸命生きている」ということを日々実感できるこの土地に、ぼくたちを導いてくれた様々な縁と、この場所で自分たちのカフェを自分たちの手で作り上げていくことのできる幸運に感謝しています。

ここに移り住んでから、こんなにいろいろな人たちと接する日々は今までにあっただろうか、というくらいたくさんの人に会い、話し、笑い、自分もこの土地の住人なんだと改めて感じる毎日です。畑仕事帰りの近所の方に長ネギをいただいたり、立派な生の椎茸を持ってきてくれる方がいたり(ちなみにぼくは大の椎茸嫌いでしたが、この生椎茸は本当に美味しかったのです)。

干し鱈のグラタンをブリゼ生地に流してみました

干し鱈のグラタンをブリゼ生地に流してみました

早くこの場所でホタルカフェを始めたいのですが、完成がいつになるのか、今のところ断言できないのが現状です。でもきっとホタルカフェはホタルカフェにとって一番良いタイミングでオープンする、そんなスタンスもありなのかもしれません。

春になったら梅や桜が花を咲かせるように、誰に決められるでもなく、何かに追われるでもなく、そのときが来たら一番良い形でこの世に誕生するカフェ。うん、それもいい。なんて、工事が遅れているのをごまかしているわけではないんです、、、。

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