3日連続集中漆喰塗り合宿

先週の金曜日から日曜日にかけての3日間、居住部分の漆喰塗りに行ってきました。金曜日は近くのコテージに宿泊し、土曜日の午後に一度自宅に戻り、日曜の早朝に再び現場へ。ぼくも含めみんなさすがに疲れました。いつの間にか大好きになった漆喰塗り。でも楽しいばかりではありません。時間との戦い。筋肉痛との戦い。それでもまだまだ漆喰塗りは続きます。

リビングとダイニングの間のアーチ

リビングとダイニングの間のアーチ

今回の漆喰塗りは、吹き抜けのリビングです。一番高いところで6メートル以上もある吹き抜けの壁と2カ所のアーチが今回の難関。

高所恐怖症のぼくでも何度も高いところにのぼって作業していると慣れてくるものです。最初はかなり恐怖を感じていたのですが、ローリングタワーにのぼるのも、狭い足場に立つのもそれほど怖くなくなりました。まだ天井のペンキ塗りが残っていますが何とかやれそうです。

吹き抜けの壁

吹き抜けの壁

女性陣はアーチ部分の漆喰塗りに苦戦していました。平らなところに塗るのは随分と手慣れた感じになってきましたが、12センチほどの厚さの壁を、うまくポッテリとした感じに仕上げるのはかなり難しいようです。確かにプロのようにツルッとなめらかな仕上げにはなりませんが、なかなか味のある質感になりました。

腕をあげるのがつらくなってきたり、首が痛くなってきたりと、少しずつ身体に負担がかかってくるのですが、そこで手を抜くこと=自分たちが住む家をいい加減に作るということになります。技術の未熟さは素人だから当たり前。でも雑な仕事をしてしまったらきっといつまでも悔やむはず。手を抜けば結局は自分たちに跳ね返ってきます。

危険な作業も難しい作業も、全て自分たちの責任においておこなうこと(もちろん安全面に関してはながいき工房さんたちが十分に配慮してくださっています)。だから慎重に一生懸命に心を込めて家づくりに参加したいと思います。そして少しでも技術を向上させて、それをカフェづくりにも活かしていきたい。自分たちのためだけでなく、お客様や関わる全ての人たちを包み込む空間をつくるために、責任を持ってカフェづくりをしていきたいと思います。

ローリングタワーで一番高いところの漆喰塗り

ローリングタワーで一番高いところの漆喰塗り

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