電気工事の確認のため現場へ
居住部分のコンセントや照明の位置を確認するため、現場へ行ってきました。キッチンまわりに配置するコンセントの位置や数の調整をしていただき、吹き抜け部分の一番高いところにはシーリングファンを設置していただくことに。工事が進むにつれてこれまで考えていなかったこと、把握していなかったことが、ひとつ、またひとつと浮き彫りになってきます。
キッチンは「コ」の字型になる予定ですが、どのあたりでどんな器具を使うのかによって、コンセントの位置も数も違ってきます。また、キッチン内でどのように動くのか、という作業動線を考えて、手元を明るくすべき場所はどこなのか、どこは多少暗くても問題ないのかを想定した上で、照明の配置も考えなければなりません。カフェの照明デザインを手伝ってくれている友人と、電気工事をしてくださる方にいろいろとアドバイスをいただき、現段階で考え得るベストの状態にしていただきました。
カフェ部分の電気工事に関しては、客席の配置や内装のことをもう少しよく考えてから、作業を開始していただくことになりました。ホタルカフェでお客様にどんな風に過ごしてほしいのか。人それぞれ、カフェに求める居心地の良さというのは違うはずです。全ての人を満足させることは難しいのだけれど、「ホタルカフェをどんな場所にしたいのか」ということを踏まえた上で、店内のレイアウトやインテリアを考えようと思います。シンプルで小さな空間だけど、その中でどれだけできるのか、全てぼくたちの手にかかっているというのは、プレッシャーがかかる反面とても楽しみなことでもあります。
帰り際に、現場で余った合板を使って、今住んでいるところで使用する棚を作成しました。ながいき工房さんに説明を受けながら、電動の丸ノコ(?)や電動のドリルのようなものを借りて、極々シンプルな棚を作ってみました。正確な長さを測るだけでも、やはりプロの経験と技があるんですね。同じ道具を使ってもぼくみたいな素人が使うと真っ直ぐ切れなかったり、ピッタリくっつかなかったり。でも完成するとやっぱりうれしい。見た目がガタガタでもつくる楽しさは味わえるんです。これから数をこなしてコツをつかんで、正確に効率よく作業できるようになりたい。そして内装工事を手伝いたい!なんていう方がいらっしゃったら、簡単なことならぼくが教えられるくらいになりたいものです。