外壁の漆喰塗り
10月12〜14日まで、3日続けて外壁の漆喰塗りに行ってきました。漆喰の粉を水で練って、黄色の色粉で少し温かみのある外壁に仕上げます。今回の漆喰塗りは全てぼくたち素人の手で行うことにしました。窓枠にたれてしまっても、厚みが均一じゃなくても、塗る人によってパターンが全く違っても、プロには出せない、味のあるあたたかい壁に仕上がりつつあります。
初日は漆喰と水を混ぜる作業も塗る作業も慣れていなかったため、想像以上に手間取りましたが、2日目、3日目と日を追うごとに少しずつ上達していったような気がします。朝から夕方までほんの少しの休憩をはさんで、みんなかなりの集中力で作業をしていました。目の前のコテと漆喰に集中しすぎて、家に帰ってからも漆喰のことを考えてしまいます。首も肩も腕も重たくて疲れているのに、なぜかまた塗りたくなる漆喰。現場までの距離がもっと近ければ毎日塗りに行きたいくらい楽しいんです。
ぼくたちが漆喰を塗っている間、ながいき工房さんたちは室内での作業。ぼくたちがずっとしつこく言い続けてきた、室内の「アーチ」を作っていただきました。玄関ホールからリビングへ入る部分、さらにはリビングからキッチン・ダイニングエリアへ続く部分までアーチに!「アーチにしてほしい」とか「どうしても丸い部分がほしい」とか無理なお願いをするたびに、ながいき工房さんからは「アーチいいね!でも自分でやってね!」なんて言われていたのですが、大サービスで作っていただき大感激です。本当にありがとうございます。
初日、2日目は雨の中の作業となりました。「今日は生憎の雨で、、、」なんてつい雨を悪者のように言ってしまいますが、雨は素敵なプレゼントをくれることもあります。
現場に続けて訪れたことで、散歩途中に立ち寄ってくださるご近所の方々にも会うことができました。収穫したナスをまるごと全部くれた96歳のおばあちゃん、犬の散歩がてら声をかけてくれるおじさん。みんな本当にあたたかく見守ってくださっています。そして何よりうれしかったのは、ながいき工房さんがご近所の方々とかなり仲良しになっていたこと!
外壁の漆喰塗りはあと2日間で終わる予定ですが、この勢いで室内の壁も漆喰で仕上げることにしたので、大好きになってしまった漆喰塗りをまだまだ楽しめそうです。
素敵過ぎますよ
一番最後の写真
早くアーチをくぐりたいです
あ、
空にもアーチが、、、
おしゃれ過ぎです
空が大きいと、虹も大きいんです。ほぼ180度に近いくらいまで虹が見えるって素晴らしい!