いよいよカフェにあたる部分の外枠ができてきました。本当にここにホタルカフェができるんだなあ、ってとても感慨深いものがあります。ここが入り口でここが厨房、ここで一段上がってあっちがトイレ。そして奥のフレンチドアの向こうはウッドデッキになって、、、。高揚する気持ちをおさえつつ、一昨日も現場の作業を手伝わせていただきました。

カフェ部分に入った2本の梁

今回はぼくの父も飛び入り参加して、カフェ部分に2本、居住部分に2本の梁（はり）を入れる作業。上階の重さを支えるため、そして内装のアクセントとしての梁です。所定の位置に持ち上げる前に、米松の梁に手を添えて、大地に根をはって空に向かって伸びていた姿を想像してみました。

遠い見知らぬどこかで育ち、切り倒されて運ばれて、これからぼくたちの家とカフェの一部になる木。そう思うとこの建物のために使われている木材ひとつひとつに感謝できる気がします。何気ないことでもちょっと見方を変えれば、この世の中は感謝したいことで溢れているのかもしれません。日常生活の中でそれを思い出すことはなかなか難しいけど、いつも頭のすみのどこかに置いておきたいものです。

家とカフェが完成してからも、重たい梁をみんなで持ち上げた日を思い出すことになると思います。家とカフェのそこかしこに、そんな小さな思い出をちりばめておくこと。もしかするとそれが家づくりに参加する一番大きな楽しみなのかな。

カフェの側面（南東側）の壁の骨組み

ザリガニなんて久しぶりに見ました