カフェのフロントドア
先日、都内のとあるアンティークショップへカフェ用のドアを探しに行ってきました。在庫のカタログを見たり実物を何枚か見せていただいたりしたのですが、どうにもピンとくるものがない。「そもそもアンティークである必要があるのか」というところに戻り、結局Nagaiki-工房さんに作っていただくことになりました。
アンティークのドアというのは、当然のことながらある程度の年月が経って、良い感じに塗装が剥げていたり、木の色が変わっていたりするのですが、完全な新築の家にアンティークのドアってどうなんだ?と考え始めると、ますますアンティークである必要がない気がしてきました。
もちろんアンティークが持つ独特の風合いやキャラクターのあるデザインそのものが好きな人はいると思います。ぼくたちは元々「どうしてもアンティーク!」とは考えていなかったはずなのに、いつの間にやら「やっぱりカフェのドアはアンティークでしょ」という感じになっていたんですね。
そこでNagaiki-工房さんのご提案で「オリジナルを作っちゃいましょう!」という話になったのです。家を建てるときの外壁材と同じ木でドアを作れば、年月とともに家全体が自然と良い感じになってくるはず。ということで、ドアをこんな感じにしたい!というのを簡単にスケッチして、Nagaiki-工房さんに送ることにしました。
いろいろと考えたのですが、デザイン先行の余計な装飾はいらないんじゃないか、ということになり、上のようなシンプルなものに落ち着きました。ただガラスと取っ手の位置だけは、お客様にとってできるだけ心地良い場所に取り付けたいと考えています。
どれくらいの身長をお客様の平均と考えればいいのか、その平均的な身長の人ならどの高さが一番自然にドアを開けられるのか。店内から外に出ようとしているお帰りのお客様が、すぐ外にいる人に気づくには窓の大きさはどれくらいがいいのか。店内の手前のほうに座っているお客様が気にならない程度の窓の大きさは?装飾的なデザインよりもそういったことが大切なのではないかと思います。たぶん普通に売られているドアは、十分に考え尽くされてデザインされているのだと思いますが、、、。
フレンチドアーとかでデッキに出られて、5月から9月くらいは外でもお茶が飲めると気持ちがいいと思うのですが。。。。
きっとその時期のお客さんが多くなるような気もするし。。。
NZでは、絶対外のテーブルが一番人気だよね!
日本はどうだろ〜
裏の田んぼ側はまさにフレンチドアにして、いずれはデッキに出られるようにするつもりです!予算のこともあるので、最初からデッキを作るのは難しいかもしれませんが、近いうちに必ず作りたいと思っています。NZはみんな外に座りたがりますよね。日本だとどうなんでしょうね。もしかしたら虫とかが気になったりするのかな、、、。
そうか〜。サーファー娘は別にして、日本女性は日焼けが心配で外に座らないかな?
あと、流行るカフェってNZでは狭くてもひとが外にあふれ出るような作りが多いね。つまり客が外から見える。。。人が入っているところには安心感か、、、よけいに人が集まって来る。
だから、外に座ってくれる人って有り難い宣伝マンというか広告塔もしてくれてるんだとおもう。(ハードウェアカフェみたいな)
だから外に座れないなら、せめて中がみえないとドアを開けて入るのに躊躇する人もいるかも。窓をおおきめにとるとか、ドアをガラスにして見えるようにするとか。
入り口がオープンな感じでいらっしゃいいらっしゃいって手招きしてくれてる感じがでてると、初めての人も入りやすいかなと思うけど。。(田舎だからドロボーいないよね。。。爆)
いろいろ言ってすみません...応援してるよ!!
そうですね、中の様子が見えるのは大切かもしれないです。一応カフェの東の側面(正面から見て右側)は比較的大きめの窓をたくさん取り付けるプランになっています。ただ構造的には道路側とは正反対の裏の田んぼ側が、メインの客席になる予定なので、表からはあまり人がいることがわからないかも、、、。
やはりこの場所の魅力は電線一本すら見えない裏の田んぼと雑木林側だと思っています。そこでお客様が少しでものんびりとリラックスして過ごせるような作りにするつもりです。
これからもたくさんのご意見・アイディアお待ちしております!!
お店を作るという事はこういった事の積み重ねなんですね。
自分の理想とお客様への配慮、同じ夢を持つ人間として参考にさせて頂いていますし
大変刺激になります。
オープン日が本当に待ち遠しいです。
お客様も含めてホタルカフェに関わる全ての人が、できるだけ気持ち良く過ごすことができるように、考えるべきことはまだまだたくさんありますが、ひとつずつ、ひとつずつ、じっくり考えてみたいと思います。