優しくあろうとする意志

2017年に入ってからも、たくさんのお客様に来ていただいていること、本当にうれしく思います。初めてお会いする方も、繰り返し来てくださる方も、ホタルカフェで時間を過すことで少しでも気持ちが軽くなったらいいな、と思う。そのためにぼくたちができること。それは、自分が相対する全ての人に優しくあろうとする意志を持つこと。

ショップカードが新しくなりました

お店としての大きなビジョンのようなものを考えようとしてみても、ビジネスとしての具体的な発展は相変わらず思い描くことができず、ホタルカフェを世間に向けて積極的にアピールしようとする意識は今もありません。だけどいつも頭の中で漂っているものは、今を生きるぼくたちが、子供たちが、そしてこれから生まれてくる新しい命が、少しでも幸せに生きることのできる世の中であってほしいということ。そんな願望の中で、ホタルカフェが担える役割はなんだろう、ということ。

でもその前に、そもそも幸せに生きるってどいういうことなんだろう?「人生サイコー!」ってのはやけに力が入っているようにも感じるし、何か大事なことを見落としているような気もする。しみじみと「自分は幸せだなあ」と思うのも、その状況にちょっと酔いしれていて、周りが見えなくなっていそう。結局のところ「いろいろあるけど、まあ、人生悪くないよね」と思えるくらいが、良い感じなのかもしれません。

自分自身のことだけじゃなくて、家族や友人のこと、世の中のこと、未来のこと、自分に関わる様々な事柄に思いを巡らせると、いろいろあるよね、と思う。けど、良いこともあるし、楽しい瞬間もあるし、大事な思い出もある。うん、悪くない。そう思えたら気持ちが随分と軽くなる気もします。

人生いろいろあります。本当はそんな一言で軽く言い表せることではないけれど、気分が落ち込んでいたり、悩んでいたり、悲しいことがあったり、イライラしたり、自分がいったい何をしているのかわからなくなることもあります。上手く笑えなかったり、元気いっぱいでいられないことだってある。ときには本心から優しい気持ちで接することができないときもあるけれど、きっと大事なことは、明日は今日より優しくあろうとする意志。結果的に優しくいられなくて自己嫌悪に陥るときも、何度でも顔をあげて、次は優しくあろうという意志を持つこと。

いつでもニコニコしていようとか、誰にでも良い顔しようとか、自分の気持ちに嘘をついてまで何でも受け入れようとか、そういう次元の話ではなくて、上手く伝わるかどうかわからないのだけど、意見や価値観が食い違う相手、どうしてもウマが合わない相手に対しても優しくあろうとする気持ちを忘れないこと。言い負かしてやろうとか、力でねじ伏せてやろうとか、そういうことではなくて、自分の意見はしっかりと持ちつつも、相手を一人の人間として尊重する優しさ、のようなものを、常に持っていようとする意志です。

家族も友達もお客さんもみんなサイコー!ではなく、誰かに優しくしてあげることに酔いしれることでも決してなく、「いろいろあるけど、できるだけ優しくありたいよね」と思うこと。上手く言えないけど、ぼくたちがホタルカフェとして、そしてひとりの人間としてできることはそういうことなのかもしれません。

お客様がホタルカフェで時間を過しているときに、日々のいろいろな問題を抱えながらも「まあ悪くないよね」って、フッと気持ちが軽くなる瞬間が生まれることがあるとしたら、このお店を今も続けていて、いろいろあるけど、まあ悪くないのかな。

コメントが2件あります

  1. by 津田泰子 |

    いつも美味しいキッシュやタルト、ドリンクありがとうございます。私はホタルカフェに行くと、いつも思う事は、幸せだな~~と。数年前に大病をして、一時は生死の堺をさまよった主人と二人で、美味しいキッシュやタルト、ドリンクを食べてのどかな風景に囲まれて、良かった幸せだな~~と、いつも感じています。そして又行こうねと…きっと色々な思いがカフェには集まっているんでしょうね?これからも変わらず待っていて下さいね。近々行きます~~

  2. by hotarucafe |

    津田さま、いつもありがとうございます。

    そんな大変なことがあったんですね、、、。いつも元気でいらっしゃるので、考えもしませんでしたが、やっぱりみんなそれぞれ、いろいろありますね。

    ホタルカフェで「幸せだな〜」と感じる時間を、ご主人と過していただけていること、とても、とてもうれしいです。

    また近々お会いできるのを楽しみにお待ちいたしております!

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