ホタルカフェ、3年目に入りました

台風の影響で外は風が吹き荒れています。お店の中はいつもと同じ明かりが灯って、キッシュが焼けた良い匂いがしています。こうして営業中にブログを書いていること自体、もちろん初めてのことだけど、いつもと変わらぬお店の空気を感じながら、気がつけば3年目に突入したホタルカフェのこと、お客様を含めた全ての大切な人たちのことを考えるのもいいのかな。

外は大荒れ

窓の外は大荒れです。お店の中はいつもと同じ空気が流れています。

2年間、あっという間でした。お休みをいただくときをのぞいて、毎週土曜日になったらお店をあけて、3日間のとても大切な時間を過ごして、お店をきれいに掃除して、少し休んだらまた仕込みに入って。同じことの繰り返しだけど、2年経った今もなお、毎週毎週新鮮な気持ちでお店に立てること、本当にラッキーだし幸せなことだと思います。

やることは同じだけれど、毎日は変化にあふれていて、だから2年間はあっという間に過ぎていった気がするのかもしれないけど、「2年という時間を過ごした」という実感がいまいち湧かないのは、もしかするとオープン当初からホタルカフェに来てくださるお客様の多くが、今も変わらずに顔を見せてくれているからかもしれません。そういえば最初に出会ってからもう2年も経ったんだ!とか最初に来てくれたのは初めての年のクリスマス頃だったんですね、とか。そうやってあらためて思い返してみてやっと、2年という月日を感じることができる。ベビーカーで眠っていた赤ちゃんと、今ではおしゃべりだってできる。そして、もう二度とお会いすることは叶わないお客様もいる。

強風に煽られてエントランスドアのチャイムが、カチャカチャと小さな音をたてています。今は風の仕業だけど、この小さなチャイムの音が鳴るたびに、ぼくたちはいつも笑顔になって、勇気づけられています。この小さなチャイムの音が鳴るたびに、お客様との時間が少しずつ積み重なっていきます。いったいこれまでに何回この音を聞いたのか、その積み重ねが2年という月日になったのは間違いありません。

3年目も変化にあふれた毎日を繰り返して、小さなチャイムの音色を待ち続けて、そうやって月日を積み重ねていきたいと思う。言葉だけでは表現しきれない感謝の気持ちを、いつもと変わらぬホタルカフェとして皆様をお待ちすることで、少しずつでもお返ししていきたい。3年目もよろしくお願いします。

※来週月曜日(9月23日)は地域のお祭りのためお休みとなります。また来週から2カ月ほどの間、五十川さんのジャージー牛たちが乾乳に入るため、ホエードリンクはお休みとなります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

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